ソーシャルチャレンジャー賞
連日のように、大谷翔平選手・菊池雄星投手や佐々木朗希投手など、岩手出身の選手の話題は尽きません。嬉しい限りです。と、岩手は野球の話題だけ?と思われてしまいますね。ウインタースポーツでは、金メダリストの小林陵侑選手もいますよ。他のスポーツでも活躍している選手はいますが、今回は、サッカーの話題です。
岩手には、今期J2に昇格したばかりの「いわてグルージャ盛岡」というサッカークラブがあります。そのクラブが、2022Jリーグシャレン!アウォーズ「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞しました。
シャレン!(社会連携活動)とは、社会課題や共通のテーマ(教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など)に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動とのこと(Jリーグホームページより抜粋)。その中で、「ごみで繋ぐ未来へのパス、グルージャごみゼロプロジェクト」が、その地域にある社会課題の解決に対して最もチャレンジしている活動を称える賞の「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞しました。
「ごみで繋ぐ未来へのパス、グルージャごみゼロPJ」は、スタジアムから出るごみを少しでも減らしたいという想いからスタートしました。企業の協力の元、ホームゲーム開催時のスタジアムグルメの店舗で循環型食器を使用し、そのごみを堆肥化。その堆肥をクラブのプロジェクトで行っている米作りに活用し、さらに出来た米を県内の子ども食堂に寄付し、子供の健康な発育と居場所づくりを行うことで、地域課題の解決につなげ、地域スポーツを応援することをきっかけとしたゴミ問題と社会連携を目指したものだそうです(グルージャ、ホームページより引用)。
グルージャの取り組みに賛同し協力した企業、地域企業・地域の方々の輪。サポーターはスタジオグルメを食べていただくことで、地域の食という部分や、さらにごみの分別の協力など、スタジアムに応援しに行くことで、クラブのサポートだけではなく、地域や社会のサポートに参加しているという所も素敵ですね。
今回グルージャが受賞したプロジェクトは、他のスタジアム・他のスポーツでも実行できるのではないかと思いますよね。クラブが、企業や地域をつなぎ、皆が暮らしやすく、優しい社会になっていくと良いなぁと思います。海外を見ても、特にサッカーのクラブは、地域の応援や密着が多いように感じます。私達もまずは地元のクラブから応援し、一緒に社会に貢献していきたいと思います。
実は、弊社もグルージャさんを通して「ぬくまる食堂(花巻版子ども食堂)」のフードパントリーに食品の寄付を行っているほか、グルージャさんとのコラボ商品も進めています。スタジアムでご提供できる日も近いかも…。乞うご期待!
地域のアスリートを応援しています。
ガンバレ! グルージャ‼